「子育て支援」で大切な視点とは

ここにきてようやく、アルバムを作ろうと思って、写真を見返し、印刷しました。
アルバムを作って気づいたのは
「お産のときの写真が多い!」
初めての自宅出産が、家族みんなにとって素晴らしい体験だったからかな。
振り返ると、つくづく、
「私は妊娠中からずっと助産師さんと家族に丸ごと受け止めてもらってお産を迎えられたんだ」
と思います。
丸ごと受け止められた経験が私を強くしてくれて、お産も、その後の授乳も、頑張れた。
口唇口蓋裂で生まれておっぱいが吸えない我が子に、母乳を飲ませることを諦めず、ひたすら搾乳する生活を続けられたのは、助産師さんや助族に、たくさんたくさん、支えてもらったからです。
母は、自分が受け止められてこそ、お産でも子育てでもすごいエネルギーを発揮できます。
母の持つエネルギーを充分に発揮できる環境を整えることが、本当の意味での「子育て支援」です。
母と子を引き離し
「ゆっくり休みなさい」
ではなく、母と子が一緒にいることがお互いにとって幸せだと思えるようになるような支援を考えたいもの。
安心して母乳育児や赤ちゃんのお世話をスタートできるよう、産前から充分に学べる場を作る。
周囲が母親をしっかりと受け止め、授乳に専念できる環境を作る。
まずはそこから始まるのでは、と考えます。
2025年09月06日 09:12